乳幼児ふれあい体験学習(10月29日) 10月29日(金)、3年生は乳幼児ふれあい体験学習を行いました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、乳幼児とのふれあい活動は中止し、地域の保健師さん、愛育委員さんのご指導による育児にかかわる体験学習を中心に行いました。 授業の初め、保健師さんが実物大の胎児の人形を示しながら胎児の成長について説明をされると、生徒の表情がだんたんと変わっていきます。愛育委員さんから乳幼児の成長のお話を聞いた後、グループで赤ちゃん人形を使ってのおむつ交換と着替え、抱っこなどの体験をしました。リアルな人形にはじめは怖々と接する生徒。愛育委員さんにアドバイスを受け、やわらかい肌に触れながら四苦八苦の末、おむつを替え、着替えをさせ、そっと抱き上げると、「うわ、重たい・・・」。そして、「かわいい・・」。体験を終えた生徒は、グループのメンバーが着替えをさせていると「ちょと、それ、かわいそうじゃ。もっと丁寧にやれ」と小言を。中には、人形に名前を付けてかわいがる生徒や他のグループの人形を見に行って「やっぱり、うちの子が一番かわいいで」と目じりを下げる生徒も。体験の終わりが近づいたころ、名残惜しそうにじっと抱き続ける生徒もいました。 妊婦体験もでき、体験をした生徒はお腹の重さに驚き、日常の動作で受ける負担の大きさを体感しました。 <感想を一部紹介します>〇赤ちゃんはとても可愛かった。「僕もこんな子がほしい。」と思った。良い体験になった。〇今日の学習で、「育児がすごく大変なんだ。」と気付いた。 赤ちゃんは、思っているよりすごく重いし、おむつを替えるだけでもすごく時間がかかった。こんな大変な中育ててくれたお母さんに、すごく感謝したい。〇思っている以上に、生まれたての赤ちゃんは重かった。首が座っていないので、結構怖かった。班で、各々が人形に名前をつけたけど、「名前を決めるのも大変だなあ。」と思った。〇赤ちゃんの成長には、たくさんの過程があることがわかった。服の着替えでは、まだ関節がしっかりしていないから大変だった。お母さんになったら、手際よくできるようにしたい。妊婦体験をしてみて、改めて母の偉大さに気付いた。10か月もお腹にいて産んでくれたことに感謝したい。この先、妊婦さんがいたら気遣ってあげたいと思った。〇妊婦体験を通して、座ったりしゃがんだりする動作が難しくて、立っているだけでも腰が痛かった。妊婦さんは大変なんだと身をもって感じた。これからは、妊婦さんがいたら「助けてあげたいな。」と思った。未来の奥さんを助けてあげたい。〇赤ちゃんがすごく重いことが分かった。妊婦体験では、「とにかく重い。」と感じ、お母さんがすごいと思った。この体験ができて良かったです。
愛育委員さん、保健師さん貴重な体験学習をありがとうございました。