「いか・の・お・す・し!」 避難訓練・防犯教室がありました 6月27日(火)に、新見警察署の大塚さん、林さん、少年警察協助員の吉良さん、中曽さんに来ていただき、避難訓練・防犯教室がありました。 まず、玄関から不審者が侵入しようとしているという設定で、避難訓練を行いました。「不審者侵入の場所は玄関です。」という放送があると、子どもたちは教室などで静かに待機しました。 次に、体育館に移動して、防犯教室を行いました。校長先生からは、「声をかけてきた人が、みんながみんな不審者とは限りません。でも、知らない人に連れ去られ、命をなくすことがあるかもしれません。引きずり込まれたら、車から降りられませんね。包丁を持って現れることもあるかもしれません。しっかり、訓練をしてください。自分の命は自分で守ることが大切です。」と、お話がありました。 安全担当の先生からも「避難訓練の時、不審者の大きな声が聞こえましたか。とても怖かったと思います。怖いけれど動けるための練習をします。不審者はどこにでも現れます。いつ起きるか分かりません。命に関わることなので、真剣に訓練をしてください。」と、お話がありました。 そして、児童を代表して5つの支会の登校班が、声かけ事例に対しての対応の仕方を学習しました。どの班も大きな声を出したり、防犯ブザーを鳴らしたりしながら、不審者から素早く逃げることができていました。また、「子ども110番の家」では、不審者の特徴や車のナンバーなどをよく覚えていて、知らせることができていました。声かけ事例.MOV 防犯教室が終わって、大塚さんからは、「不審者からすぐに逃げられるように練習しておいてください。ある事件では、地域の方が不審車のナンバーを警察に教えてくれていたので、その事件が解決したそうです。命を守るためにも、車のナンバーをできるだけ覚えておきましょう。」と、お話がありました。 最後に、「いか・の・お・す・し(ついていかない・のらない・おおごえをだす・すぐにげる・しらせる)」について、みんなで確認し合いました。また、担当の先生からは、「朝晩、安全に見守ってくださっている防犯パトロール隊の方々に、気持ちのよいあいさつをして、言われたことが素直に聞けるようにしてください。」と、お話がありました。 避難訓練・防犯教室を通して、子どもたちは、不審者に出会った時の危険性や対処の仕方を、より知ることができたと思います。また、自分の身は自分で守ろうという意識も、さらに高まったのでは、と思います。