10月19日、能・狂言鑑賞会がありました。事前にワークショップを行い大体の内容を理解していたので、子どもたちはこの日を楽しみにしていました。狂言の「柿山伏」は山伏と畑の持ち主の2人で演じていました。2人の軽妙な掛け合いが面く、子どもたちから笑い声が起こりました。次の能の「安達原」は山伏たちとやまんばの演技でした。さっきの楽しい雰囲気から一変、謡(うたい)と囃子(はやし:笛・大鼓・小鼓・笛)や面を付けたやまんばの様子から、怖くなった低学年の子どもたちもいました。その次は柿山伏を演じた2人が再び登場し、狂言での笑い方や動作を楽しく教えてくれました。最後は質問コーナーでした。子どもたちからの多くの質問に丁寧に答えて下さいました。
鑑賞する前は「内容が分かるかなぁ。」「長時間、鑑賞できるかなぁ。」と心配もしましたが、鎌倉能舞台の方々の巧みな演技、話のおかげであっという間に時間が経ちました。今回の鑑賞で子どもたちは、能・狂言を身近に感じることができました。他の伝統的な日本文化にも興味をもってほしいです。
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