ごみの行方
社会科学習の一環として,新見市処理センターに行ってきました。2組は16日(火),1組は18日(木),午前中3時間の見学でした。
まず,新見市処理センターの管理棟にて,新見市のごみの処理のしかたについて,職員の方からお話を伺いました。

まず,ごみの分別についての話や,その分別されたごみがどのように処理されているのか,ということについて楽しく勉強しました。


その後,ごみを安全に処理するしくみや,処理するときに困ったり苦労したりすることについてお話を伺いました。燃えるごみのなかに金属などが入っていると,機械が故障してしまったり,作業が長時間中断されたりするそうです。そのことを知った児童はきちんと分別することの大切さを実感していました。


※上の写真は,焼却炉内で作業する際の服装だそうです。
管理棟で新見市のごみの行方についてお話を聞いたあと,実際に処理センター内の施設を見学させていただきました。

まずは,運ばれた埋め立てごみや粗大ごみを手作業でまだ使える資源とごみとに分けます。

さらにそのごみを細かく砕き,資源と埋め立てるごみとに分けます。資源になるものを全て取り除いたごみだけを処分場に埋めることで,少しでもごみを減らそうと工夫をしていました。

そして,ごみはこの大きな穴の中に埋められます。深さ8メートルもあるこの大きな穴も,約5~7年もすればいっぱいになるそうです。このとなりにもう一つ同じような穴がありますが,その穴もいずれはいっぱいになります。
新見市処理センターの見学を通して,ごみ処理の仕組みや,ごみを安全かつできるだけ量を減らして処理する工夫を学ぶことができました。そして,ずっと出続けるごみを今後どうしていけばよいのか,自分たちには何ができるのかを改めて考えるよい機会となりました。教科書だけでは学ぶことのできない,貴重な学習となりました。