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2017/02/08

昔体験

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七輪で火を起こしたよ!

 3学期、3年生は社会科で、「今にのこる昔とくらしのうつりかわり」を学習しています。昔の道具からくらしの様子を調べたり、昔の道具を使う体験をしたりします。
 そこで、2月1日(水)に、1・2組合同で、七輪での火起こし体験をしました。この日は、時々雪の舞う寒い日でしたが、学習ボランティアの方が9名も来てくださり、子どもたちと一緒に、七輪を使って火起こし体験をしました。
 まずは、マッチを擦ることから。怖々マッチを持って擦るのですが、なかなか思うようにいかず、火が着いたかと思うとすぐに手を離す子もいました。今では、着火ライターが主流ですからね。これも時代の流れですね。
 
 そして、次は火起こし体験です。教科書にある通りに、七輪の目皿の上に新聞紙、小枝(使用済みの割り箸)を置いて火を着け、火種ができたら炭を入れました。そして、今年は火起こしの際の「夏下冬上」と言う言葉を伝え、逆の置き方でも火起こしをやってみました。どちらが早く火が起きるか実験したのですが、やはり慣れた者でないと難しかったようです。

 
 さて、昔は火起こしは子どもの仕事でした。そう学習して臨んだ火起こし体験も、なかなか火が起きませんでした。何度も新聞紙や小枝を入れたりしていました。火起こしの大変さを身をもって体験した子どもたちです。何とか火が起きたら、お楽しみの餅焼き体験です。豆餅を網に載せ、じっと焼ける様子を見ていると、だんだんと焼き色がつき、丸く膨らんできました。

 

 初めて餅が膨れる様子を見た子どもたちも多く、感動していました。そして、焼きたてのお餅を食べると、「おいしい!おいしい!」の連発です。更に、「オーブンで焼いて食べるよりも、比べものにならないくらいおいしい!!豆餅がおいしいと思ったのは初めてだ。」と言う子もいました。七輪で暖を取りながら、貴重な体験ができました。
  

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