A級グルメ ピオーネは果物の王様!?
ピオーネ作りって大変なんだな~。
社会科の単元で「畑ではたらく人々」について学習しました。実際にピオーネ畑に出向いて、働かれている様子を見てきたかったのですが、なかなかそうはいかず・・・
先月28日に、豊永でピオーネ作りをされている吉岡こずえさんを講師にお迎えして、ピオーネ作りの仕事、工夫や苦労、また出荷されたピオーネの行く先などについて教えていただきました。

吉岡さんは、豊永に嫁いだ時は、たばこ栽培をされていたそうですが、約25年程前、JAあしんの勧めでピオーネ作りに転換されたそうです。新見でのピオーネ栽培は前例がなく、不安もいっぱいだったそうです。軌道に乗るまでは数年かかったそうですが、始めてよかったと言われていました。
豊永の気候や畑がピオーネ栽培に適していること、作業がたばこに比べ少人数でもできること、そして何より収入がいいことが魅力だと言われました。
ピオーネ作りの1年間の仕事をスライドショーで流し、随所で仕事の説明をしてくださいました。作業で使う器具や出荷に使う袋や箱、シールなど現物を見せていただきながらのお話だったので、子ども達は驚きの連続でした。そして、たくさんの質問にも丁寧に答えてくださり、充実した学習を終えることができました。


最後の感想発表では、仕事の大変さを述べる子もいましたが、おばあちゃんが作っているので手伝いをしたいとか、大きくなったらピオーネ作りをしたいという子もいて、吉岡さんも大変喜んでくださいました。自然豊かな新見だからこそ誇れる特産物がたくさんあるのだということに気づけたのではないでしょうか。
授業の終わりには、吉岡さんが持ってきてくださったピオーネまでいただきました。口いっぱいになるほど大きな粒のピオーネを口にほおばり、子ども達は大喜びでした。
