桃太郎くん、牛美ちゃん
　　ありがとう！！さようなら・・・。

　１０月９日（金）、５日間の千屋牛のお世話を無事に終了しました。あっという間の５日間でした。

　
　この期間、子ども達は、汚れや臭いなどに抵抗を示さず、桃太郎くんと牛美ちゃんが快適に過ごせるように、時間をかけ丁寧にお世話をしました。はじめは苦手だった子もだんだんと慣れ、友達のように接している姿も見られました。

　途中、思い通りに誘導することができず、焦れば焦るほど、牛との気持ちが離れてしまい、手綱を放して、牛が逃げてしまうハプニングもありました。

　この日は、最後ということで、寂しそうに運動場に向かう子ども達。牛舎をきれいに掃除したり、運動場を散歩させたり・・・。また、名前を呼び、声をかけ、撫でたり、抱きついたり・・・。

　そして、お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝え、いよいよお別れ。トラックに乗せられているのを心配そうに見守り、トラックを囲んで、別れを惜しんでいました。トラックが出発すると、いつまでも手を振ったり、涙を浮かべる子もいたりしました。

　慌ただしかった日々が過ぎ、今週からはまた日常が戻ります。協力して取り組んだこと、計画的に過ごそうとしたことを今後に生かしながらも、何より牛と身近に触れ合えたこの体験は、きっと子ども達の心にいつまでも刻まれることでしょう。