友だちって!?
6月最初の「いじめを考える週間」の取組や,教育相談などから子どもたちの人間関係模様が見えてきました。友だちが大好きな子どもたちなのですが,ちょっとしたことで関係を崩すことも・・・。 何気ない行為が友だちを傷つけていたことも・・・。
ちょっと,週末の作文(日記)で「友だち」について考えてみました。
題して
「ぼく・わたしの友だちは,・・・」 ・やさしい人(親切な人 )
・アドバイスをしてくれる人
・悩みを聞いてくれる人
・良く話を聞いてくれる人
・相談にのってくれる人
・けんかをしているときに止めてくれる人
・悪いことをしたら注意してくれる人
・いっしょにいると楽しい人
・分からないことがあったら教えてくれる人
・笑いあえる人
・けんかできる人
・心配してくれる人
・いじめやいやがらせをしない人
・信頼できる人
・いいところも悪いところもはっきり言ってくれる人
・助け合える人
このほかに,友だちのついて考えることを書いていたので紹介します。
○友だちがいるから,いろいろなことにチャレンジできる!
○わたしは友だちが大好き!
○友だちを大事にしたい!
○友だちがいるから,毎日いい一日を過ごしています。
○友だちがいると,とっても楽!
○友だちには,親や先生に話しにくいことが気軽に話せます。
○友だちは生きていく上で必要な存在
○けんかをしても自然と仲直りができる。
○家族同然
○いけないことはいけないと注意をしてくれる方が,相手のことを思ってくれて
いるので本当の友達
○友だちはいざという時に助けてくれる。
○友だちといると楽しいからすぐ時間が過ぎます。
○一人だと家でゲームばかりしてしまうけど,友だちといるといろいろな遊びが
できる。
内容が重複する所もあるのですが,子どもたちの作文を読んでいると,本当に友達を大切に思っているんだなと感じさせられました。論語の中に,
「それ恕か。己の欲せざること 人に施す事なかれ」
とあります。まさに思いやりの心です。人を大切に思えば,自ずと自分も大切にされるものです。今一度,友だちとの接し方について考える機会となればいいなと思いました。