１０月１日･２日の二日間，京都･奈良･大阪へ修学旅行へ行ってきました。

　バスの中では，ガイドさんの提案で，雨よけのてるてる坊主を作り，バスの窓に飾りました。そのおかげか，心配された雨もそれほど大荒れになることもなく，予定通りにまわることができました。レクリエーション係の頑張りで，クイズや歌を楽しみ，あっという間に京都に着きました。


　東寺では，長者の砂原先生が出迎えてくださり，天皇陛下しか入れないという「小子房」の見学をさせていただきました。
　他にも，一般参拝者は入れない五重塔の内部を見学させてくださったり，多くの国宝を見せていただくことができました。中世から続く新見の庄との深いつながりを感じることができました。
　
　子ども達が楽しみにしていた映画村では，少し雨が降りましたが，お化け屋敷や迷路，からくり屋敷など存分に楽しんだ様子でした。５０００円という限られた予算の中で，お土産代を残しながらアトラクションを選ぶ姿も印象的でした。


　金閣寺では，雨もやみ，黄金に輝く金閣寺を見ることができました。
たくさんの外国の方からに声をかけられ，自然に会話をしている子ども達に感心しました。
　「頭がよくなれー」と線香の煙を浴びまくる子ども達に周りの人々も微笑んでいました。


　ホテル本能寺に着いてからは，室長を中心にマナーを守って過ごせるよう協力しあいました。少々はめを外したくなる姿もありましたが，就寝時間と起床時間はきちんと守り，ホテルの方や添乗員の方からもほめていただきました。


　２日目のスタートは東大寺です。想像以上に大きい大仏に驚きました。いつもよりすいているということで，鼻の穴の大きさだという穴を全員が通り抜けることができました。
　奈良公園では，鹿がみんなを待っていてくれました。せんべいをやると頭を下げる行儀の良い鹿たちでしたが，子ども達はこわかったようです。


　　最後の海遊館では，様々な海の生きものを楽しみました。２時間以上あった見学時間の半分は，買い物でした。映画村で買った残りのお金で最後のお土産を選んでいました。

　楽しかった修学旅行はあっという間に終わりました。子ども達の作文からは，「感謝」「礼儀」「協力」「歴史の深さ」などを学んだという記述がたくさん見られました。６年生として過ごすのも，あと半年。修学旅行で学んだこと，経験したことをしっかり胸に刻んで，残された日々を立派に過ごして欲しいと思います。