充実した林間学校
9月10日(木)~11日(金) 国立吉備青少年自然の家
5年生にとって,最大のイベント「林間学校」に行ってきました。
天候不良が心配されていましたが,子ども達の熱い思いが天に届き,絶好のコンディションで,全員参加で元気に全日程をこなして帰ってきました。
1日目は,入所式の後,午前中に「カッター訓練」を行いました。67名が4艇に分かれて乗り込み,艇長のかけ声に合わせて『オーエス!』と大きな声を出して艇を進めました。全員で声を合わせ,力を合わせることの大切さを学びました。

午後からは,往復4㎞の「ハイキング(鳴滝コース)」を行いました。コースは起伏に富み,急な登り道,下り道に息切れが・・・。
しかし,映画「もののけ姫」に出てくるような森,水の流れる音などに癒されながら,中間地点の「鳴滝森林公園」で思い思いに過ごしました。
そして,来た道を通り、無事に国少にたどり着きました。疲れはしたけど,達成感やおもしろさの方が大きかったようです。子どもたちの顔はみんな満足感で溢れていました。

夜は,待ちに待った「キャンプファイヤー」。きれいな星空のもと,火を囲み,スタンツやゲーム,歌,ダンスで盛り上がりました。

そして,入浴を済ませ,男女に分かれてシュラフで就寝。なかなか寝付けなかった子もいましたが,カッターやハイキングなどの疲れもあり,早々に寝息を立てながら寝ている子が多かったです。
2日目は,林間学校で経験し,学んだことを「焼き板」で表現しました。絵や文字を入れ、それぞれに素晴らしい作品ができました。細かい作業に苦戦していましたが,出来上がった作品を大事そうに見つめる姿が印象的でした。

また,国少では,レストランでの食事(バイキング)も子ども達の楽しみの一つでもありました。メニューも豊富で子ども達は何度もおかわりをしていました。会話を弾ませ,「おいしい。おいしい。」と言って,食べている姿がとても印象的でした。
家庭や学校を離れ,慣れない場所での生活を通して,「友情・協力・秩序・責任・奉仕・感謝」の大切さを学びました。この経験が,今後の学校生活に生かされ,高学年としての自覚ある行動に結びつくこと,そしてこれからの5年生の活躍に期待が膨らみました。