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2017/03/01

そろばん教室

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ろばんの入れ方が分かった!

 2月27日(月)に、杉本珠算学院の先生2名とその門下生2名を講師に、そして、新見高校北校地の3年生2名と先生をボランティアにお迎えして、そろばん教室を行いました。
 
 初めに、杉本先生から、そろばんの始まりや歴史、日本に伝わった時期、そろばん用語について教わりました。
 ここでミニ情報!
 ・そろばんは、建物大工さんが作ったので、そろばんの名称には
  大工用語が多いそうです。
 ・大阪の堺から山陰にかけて、早くから伝わったので、播州や雲州
  でのそろばん作りが盛んになったそうです。
 ・日本最古のそろばんは、前田利家所有の物だそうです。


 いよいよそろばんの実習です。まずは、そろばんを持つ姿勢から。左手でそろばん、右手に鉛筆を持ち、右手の人差し指で五玉を上げて、「計算のようい」です。玉がはじく音が教室に響き渡りました。初めのうちはぎこちない動きも、すぐに慣れ、楽しそうに五玉をはじいていました。
 
 一玉と五玉の置き方、払方、数の読み方など順に習っていきました。そして、足し算も。簡単な計算は楽勝だったようですが、五玉を用いての計算にはちょっと四苦八苦していましたが、だんだんに慣れ、終いには3桁の足し算までしていました。
 最後には、パソコンを用いて、フラッシュ暗算を提示され、子どもたちも挑戦していました。問題に正解すると誇らしげな顔が印象に残りました。また、古いそろばんや変わったそろばんも見せていただき、驚きと感動の声が上がっていました。
  そろばん塾に通っている児童はいませんが、先生が丁寧に分かりやすく教えてくださったので、子どもたちはそろばんの楽しさ、便利さに気づき、興味を持つ子が多かったようです。あっという間の2時間で、時間が足りないくらいでした。
 この日は、卒業式を2日後に控えた新見高校3年生2名もボランティアとして参加してくれたので、大勢で子どもたちに対応することができました。
     
 貴重な体験をありがとうございました。


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