変わっていく世の中秋の遠足は、岡山市内のリサイクル工場と県立図書館の社会科見学に行ってきました。



リサイクル工場では、食品の廃棄物をバイオ技術で、カーボンニュートラル燃料や電気に変換する様子を見学させていただきました。

現在の日本の食品ロスは、国民一人あたり、毎日120g。おにぎり1個と半分を捨てていることになるのだそうです。


搬入された食品廃棄物は、賞味期限や消費期限が過ぎたものが多く、「もったいない~」の声が。物価高で売れ残った野菜も多く持ち込まれているようでした。

昼食。お弁当ありがとうございました。


午後からは、岡山県図書館組織の中枢、県立図書館へ。

160万冊の蔵書のうち、閲覧可能な本は30万冊。残りの130万冊が保管されている書庫を見学させていただきました。


書庫の面積は25m×50m。本校の運動場より広いです。その広い書庫の中に、固定・移動・自動の3種類の書架が無数に並んでいます。
自動の書架では、機械が勝手に本を選び、コンテナに積んで運んでいました。頭上をビュンビュン走るコンテナに、子どもは驚いていました。


なぜ昔ながらの本棚も残してあるのか尋ねたら、「機械は本の中身までは読めない。人が選んだ方が早い場合もある。」とのことでした。
少しほっとした気分になりました。