ハイブリッド人形劇劇団「むすび座」の人形劇、「オズの魔法使い」を鑑賞しました。


人形劇は「黒子」が操るもの、と思い込んでいました。この劇団は、黒子さんは顔を隠さず、演技して、歌って、踊ります。

また、数々の工夫された小道具が、独特のオズの国の世界観を表現していました。家が嵐で吹き飛ばされたら、柱が飛び散って「オズ」の文字に変化したり、西の国の魔女の面が、一枚の紙に戻ったりしたのには驚かされました。




演劇やミュージカル、アニメや特撮の「オズ」にはそれぞれ良さがありますが、その良さをたくさん取り込んだ、ハイブリッドな人形劇だったと思います。

1学期に作っていた人形を使って、歌と踊りに児童が参加する場面もありました。
残念なのは、5・6年生が学級閉鎖で見られなかったこと。劇団から許可を得て、動画配信を行いましたが、生の迫力は伝わらなかったでしょう。下級生が、言葉でそれを伝えてくれることを期待しています。