「新見の庄」のねうちふるさと学習で全校で新見美術館に行ってきました。
「小田野尚之展」の最中で、田舎の鉄道沿線をモチーフにした、趣のある日本画を、館長さんにたくさん紹介していただきました。
金箔を貼ったキャンパスに、昔ながらの日本絵の具を重ねる手法により、独特の明るさを持っている作品が多い、というお話でした。


鑑賞後は、たまがき書状(レプリカ)を解説していただいたり、「新見の庄」とは何なのか(つまり、中世の「庄園」とは何か)を教えていただいたりしました。


中世の庄園は日本全国に点在していますが、なかでも新見は、「古文書が多く残っている」「石像・仏像が多く残っている」「昔の地名がそのまま残っている」ことがあり、研究的・学術的にとてもねうちがある、ということを教わりました。
史実・史跡はすべて、中世の昔から新見が栄えていた証です。「新見の庄」を説明できる小学生を、少しでも増やしたい、と思います。