1月9日(金)新見警察署生活安全課の石松課長を講師に、5・6年生が防犯教室をしました。今回は、携帯電話やスマートフォン(スマホ)によるトラブルとその防ぎ方について学習しました。
携帯電話やスマートフォンは、今の時代欠かせない便利なものです。しかし、誤った使い方をすれば自分も相手も傷つけ、取り返しのつかない事態すら招くことになります。そうならないためにも、どのようなことに気をつけないといけないか、携帯電話を使用する前にしっかり理解しておく必要があります。
◇携帯電話やスマートフォンの便利さ
・携帯電話やスマートフォンでは、通話、メール、写真、音楽、ゲーム、インターネット・・・・など
便利なことができる。
◆携帯電話やスマートフォンの怖さ(落とし穴)
・事件や事故に巻き込まれることが増えてきている。
・顔が分からないので、悪意を持って年齢や性別を偽り、だれかになりすまして連絡してくる者もいる。
・ネット上に個人情報(名前、住所、電話番号、写真など)が流れると、不特定多数の人が閲覧でき、悪用される可能性がある。また、回収も不可能である。
・スマホ依存になると、コミュニケーション能力の低下、睡眠不足、学習意欲の低下につながる。
◎「落とし穴」に落ちないために気をつけること
・友だちの悪口を掲示板に書いたり、メールで送ったりしない。
・友だちの悪口や迷惑メールを見つけたときは、大人の人に相談する。
・顔の見えない相手は、簡単に信用しない。
・安易に実名や写真、住所、電話番号など、自宅や個人が特定されるような情報を書かない、載せない。
・爆弾予告など、いたずら電話やメールは絶対しない。
・映画や音楽をダウンロードするときは、大人と相談する。
子どもたちを携帯電話やスマートフォンの危険から守るために、まず、私たち大人がそれらの利便性や危険性の両面からその実状を知り、携帯電話やスマートフォンの使い方について子どもたちと共にしっかり考えて、使い方のルールを作ったり、フィルタリングを必ず設定したりするなどの対策をしていきましょう。





