6月16日(金)、文化庁芸術巡回公演が本校で行われました。
「益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団」が体育館に能舞台を設置し、能楽堂に変身させて能の公演が始まりました。地域の方や保護者にも呼びかけたところ約90名の参加がありました。演目は「大会(だいえ)」。
絵本語り、児童の発表、能楽師による能の3部構成で行われました。
<絵本語り>

児童の発表は、5月9日(火)の「謡」と「仕舞」のワークショップで教えていただいた「大会」の発表です。児童代表の4名が仕舞を、残りの児童が謡を能舞台で堂々と発表しました。
<児童の舞>


最後は、能楽師 片山九郎右衛門など一流の能楽師の舞とお囃子や謡が一体になった本物の能楽を鑑賞しました。
<能楽師の舞>

発表する児童は、舞台に整列したときにはドキドキしたものの謡や仕舞が始まると、大きな声で腹から声を出してしっかりと謡い、練習したとおり大きな仕草で舞いました。「謡は大きな声で、仕舞は堂々と舞うことができ、最高によかった。練習をよく頑張っていた。」と九郎右衛門さんから最高のお褒めの言葉をいただきました。
児童も地域の方も日頃あまり触れることのない本物の能を間近で鑑賞することができ、大変感動しました。日本の伝統文化に親しむことができ、心に残る巡回公演でした。
