1月30日(木)PTA主催の教育講演会がありました。今回は、子どもたちが将来必ず使用していくことになる携帯電話について、NTTの方のお話を映像を見ながら親子で聞きました。 携帯電話は、私たちの生活に深く根ざしていて、無くてはならない便利な道具になっています。しかし、便利なものほど、使い方を誤ると大きな落とし穴が待ち受けていて、その結果、取り返しの付かない事故・事件に発展してしまいます。使い方次第で、相手を傷つけたり、自分が傷ついたりする道具に変身するのが、携帯電話です。そうならないためにも、どのようなことに気をつけないといけないか、携帯電話を使用する前にしっかり理解しておく必要があります。◎携帯電話の便利さ ・携帯電話では、通話、メール、写真、音楽、ゲーム、インターネット ・・・・ など ◆携帯電話の怖さ(落とし穴) ・事件や事故に巻き込まれることが増えてきている。 ・顔が分からないので、悪意を持って年齢や性別を偽り、だれかになりすまして連絡してくる 者もいる。 ・ネット上に個人情報(名前、住所、電話番号、写真など)が流れると、不特定多数の人が閲覧でき、悪用される可能性もある。
◎「落とし穴」に落ちないために気をつけること ・迷惑メールは、返信・転送せずに、すぐ削除する。 ・手口が巧妙化してきているので、必要なこと以外には使用しない。 ・安易に実名や写真を載せるなど、個人が特定されるようなことをしない。 ・友だちの悪口を見つけたら、すぐ大人の人に伝える。 ・使い方の決まりを家庭で相談して決める。悪い人に悪用されないまでも、使い方によっては、自分に不利益な影響もあります。 ★生活リズムの破壊により、睡眠不足、学習意欲の低下 ★メール依存、ゲーム依存によるコミュニケーション能力の低下 子どもたちを携帯電話の危険性から守ったり、生活習慣を維持し子ども達の能力を自然な形で伸ばしたりしていくためにも、まず、私たち大人が携帯電話の利便性や危険性の両面からその実状を知り、携帯電話の使い方について子どもたちと共にしっかり考えていく必要があると思います。