虫から学ぶ里山の価値
4月28日(金)に、著書「バカの壁」で有名な解剖学者の養老孟司氏が来校されました。保護者の方を介しての来校実現となりましたが、あまりに有名な方に職員は超緊張!子どもたちはというと、「虫博士のおじいちゃん先生」って感じでした。
この日は、まず、全校児童と教職員、学校関係者の前で、虫についてお話をしていただきました。虫の体のつくりや分類、自然との関わりなどについて1時間ほど話を聞きました。あちこち講演されている養老先生ですが、小学生の前で話すのは初めてとか。


子どもたちも熱心に聞き、質問もたくさんしました。養老先生は、時間の許す限り丁寧にわかりやすく答えて下しました。

休憩を挟んで、今度は校庭に出て一緒に虫探しです。残念ながら、晴れていても神郷北は虫が活動するにはもう少しだたようです。それでも、ダンゴムシやチョウ、カエルなどを捕まえていろいろ教えてもらいました。

虫が大好きな養老先生は、いつでも虫を捕まえることができるように、採集キットを持ち歩かれています。それも見せてもらいました。 養老先生にとって虫とりは趣味ですが、極めると生活が豊かなものになると感じました。虫に対する見方も変わったし、好きなことに没頭することの大切さにも気付かされました。貴重な出会いをありがとうございました。

