迅速な対応が命を救う!
授業参観の後、PTA研修部主催の救急法の講習会を行いました。
PTA会長と事業部長さんの挨拶の後、本日の講師の紹介です。
神郷分署から4名(藤川さん・上田さん・木村さん・日傅さん)の消防士さんにお越しいただき、心肺蘇生法やAEDの使い方を教えていただきました。
今年度から、全校児童も参加しています。
はじめに、消防署の方から、傷病者発見から、救助までの流れを見せていただきました。
人命救助は時間との勝負ですが、まずは安全確保が第一です!
周囲の安全確認を忘れてはいけません。
続いて、傷病者の呼吸確認の方法を教えていただきました。
実際にペアを組んで、息を止めたり、吐いたりし、胸の動きを見ながら確認していきました。
いよいよ練習用の人形を使って、胸骨圧迫の練習をしてみました。
手の付け根の辺りを胸骨に当て、腕をしっかり伸ばして、真上から押します。
速さは1分間に100〜120回くらい。30回続けて行います。
コロナ禍の影響もあり、最近は人工呼吸の練習はしません。
テニスボールを使って、押す練習もさせていただきましたが、結構力が要ります。
高学年男子でも、胸骨圧迫は難しかったようです。
一連の活動を学んだ後、実際に2〜3人で
傷病者発見→安全確保→人を呼ぶ・119番通報・AEDの手配→呼吸確認
→胸骨圧迫→AED装着→救急隊への引き継ぎ を体験しました。
今年もプール開放を予定しているので、監視登板となる保護者のみなさんも真剣に取り組んでいました。
今回は、児童も一緒に体験しましたが、特に高学年の子どもたちが積極的に活動する姿に感心しました。胸骨圧迫は結構ハードな作業なので、みんなで声を掛けあって交代する姿に、チームワークの良さを感じました。
おそらく、こんな場面に出くわしても、実際に動くことは難しいかもしれませんが、何か役に立つことはあるはずです。
安全に対する意識がまた深まったのではないでしょうか。