挽きたてのきなこ、
七輪で焼いたおもち3年生は今年度、地域の方に教わりながら、大豆を育ててきました。
今日はいよいよきなこ餅にしていただきます!


校長先生から、七輪を使うコツ「夏下冬上」
(かかとうじょう;火種は夏は下から冬は上から、の意味)について教わりました。
まず、大豆を煎ります。


これを石臼でひいて、


ふるいにかけます。かすもミキサーで砕いてふるいにかけます。

きなこはできあがり。挽きたてはなんとも香ばしい香りがします。
お餅を七輪で焼きます。

マッチを使うのも人生初。

ふいごで火をおこします。火種は上から。夏下冬上で。


あ~、いい焼き加減ですね~


ここで記念撮影。



焼きたてのお餅を、挽きたてのきなこでいただきます。なんとも贅沢な。




最後は、お礼のお手紙を地域の方にお渡しし、地域の方から、昔ながらのやり方の大切さについてお話をしていただきました。


こぼれ話。
校長先生の「夏下冬上」についてネットで詳しく調べてみようと、検索をしてみたら。
出てくるのは、日本料亭の宣伝や、(そういう名前の有名店があるらしい)温泉旅館の宣伝。そもそも連文節変換が効かない。
それほど、日本人が忘れかけている言葉なんだ、ということが分かりました。
石臼を使ってきなこを挽くこと。
「夏下冬上」で七輪を使うこと。
便利さにかまけて、日本人は大事な何かを忘れかけているように思います。