７月１１日（火）競技カルタで日本トップクラスの田中さん夫妻を迎えての百人一首教室を行いました。

　千屋小学校では、「ことばに意欲的にかかわり、読み取る力を育てる指導法の工夫」として、１０年ほど前から朝登校してきた児童が、玄関で百人一首を朗読し、暗唱しに来るという取り組みがあります。
　毎年、年度末には親子カルタ大会をしていますが、今回は林野庁の職員で新見市内にお勤めの　田中　生（なる）さんと、奥様の　美香さん　に講師としておいでいただき競技カルタの模範演技と説明、名人にチャレンジと、学年ごとの散らし取り体験の百人一首教室を開催しました。田中さんご夫妻は、それぞれ競技カルタ６段と３段の日本でもトップクラスの方です。
　最初の模範演技では、コンマ何秒で勝負が決する競技の緊張感を感じるとともに、今の手の動きにはこういう意味があったという説明や、一番重要なのは競技前に札を覚える集中力だというお話をお聞きすることができ、とてもよい経験になりました。

　　　　
　　　　　最初に札の置き方や勝敗の付き方などのお話を聞きます

　　　　
　　　　　　いよいよ対戦です　　　詠まれる言葉の１語１語に耳を澄ませます

　　　　
　　一瞬の動きは目にもとまらない速さです　　　名人に挑戦します

　　　　
　目の前にあってもなかなか取れません　いろいろなお話をしてくださいました

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　最後に全員での記念撮影です