充実した林間学校～国立吉備青少年自然の家～

　９月１５日（木）、１６日（金）に、５年生のビッグイベント「林間学校」に行ってきました。
天候が心配されていましたが、子どもたちの思いが届いたのか、雨も降らず予定通り全日程を終え、帰ってきました。

　１日目は入所式の後、午前中に「オリエンテーリング」を行いました。１組２組それぞれ４班ずつに分かれ、地図を頼りに自然の家の中にあるポイントを目指して歩きました。班の友達と声を掛け合いながら協力して活動することができました。　
　

　午後からは、「カッター訓練」を行いました。４艇に分かれて乗り込み、全員で声と力を合わせて艇を進めました。最初はなかなかタイミングが合わず、思うように進められませんでしたが、少しずつ全員で力を合わせ、上手に艇を進めることができるようになりました。全員で協力することの大切さを学ぶとともに、大きな達成感を得ることができたようです。
　

　夜は「キャンプファイヤー」をしました。火の神とトーチ係の点火から始まり、スタンツやゲーム、ダンスを通して盛り上がり、より友情を深めることができました。そしてだんだんと小さくなっていく炎を囲み、営火長の話を聞きながら火の大切さについて考えるとともに、楽しく、そして心穏やかに一日目の活動を終えることができました。


　２日目は「野外炊事」で、カレーを作りました。班のメンバーで役割を分担し、火を起こしたり、食材を切ったりしました。鉄なべやかまどなど、普段使わない道具に戸惑いながらも、協力して火を起こしたり、調理したりすることができました。準備から片付けまで自分たちで行うことで、任された仕事に責任をもって取り組むことの大切さを感じることができました。
　
　

　家庭や学校を離れ、慣れない場所での生活を通して、この林間学校の生活信条である「友情・協力・秩序・責任・奉仕・感謝」の大切さを学びました。今回の経験が、これからの学校生活に生かされ、高学年としての自覚ある行動に結びつき、活躍してくれることを期待しています。